ルイ・ヴィトンの歴史、ルイヴィトンの情報はこちらへ
2009-03-05 15:43:26
1821年、スイスとの国境に近いジュラ山脈アンシェイ村で12人兄弟の真ん中の子として初代ルイヴィトンは誕生します。家業は粉屋でした。
1835年、14歳になったルイヴィトンは、養母との折り合いが悪くなり、わずかなお金を持って家出し、パリに向けて400キロの道のりを歩き始めます。これがヴィトンの歴史の栄光の第1歩でした。
1837年、家を出てから2年間、働きながら旅を続けてようやくパリにたどり着いた少年ルイは、オペラ座に近いカプシーヌ大通りにあった荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとなり、働き始めます。
1854年、充分に経験を積んだのちに、カプシーヌ通り4番地に世界最初の旅行鞄のアトリエ「ルイヴィトン」を設立します。独立と同時に、この年に結婚もしています。常に時代の先を見ることにたけていた彼は、輸送機関の発達に注目、従来の蓋の丸いトランクから、積み上げることが簡単な平らな蓋を持つトランクを考案します。革よりも軽い防水加工を施したグレーの無地コットン素材「グリトリアノンキャンバス」を張って作ったトランクは大評判になります。彼の見事な仕事ぶりを認めたナポレオン3世の皇妃ユージェニーが、旅行用衣装箱を発注したりしたために、ヨーロッパ中の王族も競って特注しました。こうしたことからルイヴィトンの名声はどんどん高まったのです。
1857年、隣りの3番地も借りて店を拡張したけれど間に合わず、ロシェール通りにもアトリエを設けましたがそれでも追いつけず、
1860年、ついにパリ郊外アニエール市の現在地に工場を移し、ルイヴィトン家の住まいもここに構えました。
1867年、パリ万国博覧会でトランクが銅メダルを受賞。
1871年、店をスクリープ通り1番地に移し、この店はその後シャンゼリゼ通りに開店するまでの43年間、営業を続けました。
1875年、旅行用衣装ケース、ワードローブトランクを発表。これは内部に洋服を吊り下げることができ、数多くの引き出しを取り付けたトランクで、最初の旅行用衣装ダンスと言われています。
1880年、ジョルジュが2代目を引き継ぎます。
1883年、3代目、ガストン誕生。
1885年、世界進出の第一歩、ロンドン店をオープン。
1888年、世界で初めての商標登録「ダミエキャンバス」を発表します。これは、「グリトリアノンキャンバス」のコピーがすぐに出回るようになり、1872年にベージュに赤の縞模様の「レイエキャンバス」を発表するも、またたくまにコピー商品が出回り、業をにやしたルイヴィトンが市松模様に自分自身の名前を入れたパターンを作り出したものです。ダミエは1996年にバッグと小物で復活しています。
1890年、ジョルジュが5枚羽の鍵を発明、特許を取得します。
1892年、初代ルイヴィトン死去。オーストラリアで初めてルイヴィトンの製品が発表されます。
1894年、ジョルジュの著書「始源から今日までの旅行」という歴史書が発表されます。ベトナムのトンキンでアジアで初めてルイヴィトン製品が発表されます。
1896年、2代目ジョルジュは、模倣防止のため、初代の名前のイニシャルであるLとV、星と花をモチーフにした複雑な幾何学模様である「モノグラムキャンバス」を開発、発表します。この模様は、当時流行していたジャポニズムの影響下にあったヨーロッパで、ジョルジュが日本の家紋などからインスピレーションを受けて生まれたと言われています。モノグラム模様には日本が深く関わっていたんですね。
1897年、自動車用トランクの発表。
1898年、アメリカのワナメーカー百貨店での販売を開始。
1901年、船旅用の「スティーマーバッグ」を発表。
1906年、「ドライバーズバッグ」と飛行機用トランクを発表。
1907年、パリー北京間の自動車レースに参加。これが「ルイヴィトンクラッシック」の始まりになりました。
1908年、キャンピングカーの先駆けとなる自動車をデザイン。
1909年、パリの航空ショーで「ヘリコプターヴィトン」を展示。
1911年、4代目アンリルイヴィトン誕生。
1914年、パリのシャンゼリゼ通り70番地に店舗を移転。世界一大きな旅行鞄専門店をオープン。
1917年、3代目ガストンの双子の弟、ピエールとジャン、戦死。
1924年、現在の「スピーディ」や「ドーヴィル」などの原型となる「キーポル」を発表。アフリカ横断自動車旅行に参加。
1925年、ココシャネルの依頼により「アルマ」を制作。パリ装飾展覧会に化粧ケース「ミラノ」を出展。オペラ歌手リリーポン巣に靴用トランクを制作。
1926年、インドのバローダ大王の依頼により「ティーケース」を制作。
1927年、チャールズリンドバーグが飛行機による太平洋横断に成功後、大型客船で帰路につく際、ルイヴィトンのスーツケースを購入。
1932年、「ノエ」を発表。現在は人気のシティバッグですが、発売当初はワインを入れるための巾着でした。
1936年、2代目ジョルジュ死去。指揮者レオポルドストコフスキーのために「セクレタリートランク」を制作。
1951年、5代目パトリックルイヴィトン誕生。
1954年、創立100周年を迎え、本店をパリのマルソー通り78番地に移します。
1955年、携帯用「ウィスキーキャビネット」を制作。
1957年、映画「昼下がりの情事」の中で、モノグラムトランクが使用されます。
1959年、3代目ガストンは、現在のモノグラムの素材であるソフトキャンバスを開発、発表します。木綿地に特殊コーティングを施したもので、堅牢で弾力性に富み、かつ耐水性にも優れたトワル地です。これにより、ソフトタイプの鞄の作成が可能になりました。
1963年、マークジェイコブズ誕生。
1970年、3代目ガストン死去。
1978年、ルイヴィトン日本支社誕生。
1981年、ルイヴィトンジャパン設立。
1983年、ヨットレース「ルイヴィトンカップ」開始。
1985年、麦の穂をイメージした牛革に型押し加工したエピライン誕生。
1987年、ヘネシー社と合併。LVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)グループの誕生。
1989年、パリ郊外のアニエールにルイヴィトンミュージアムをオープン。
1993年、タイガライン誕生。オペラライン誕生(1998年に廃番になっています)。
1995年、パリ、サンジェルマン店オープン。
1996年、モノグラムキャンバス誕生100周年を記念して「ダミエ」を限定発表。市松模様にヌメ革を使用し、大きな話題を呼びました。この限定復刻版にはモノグラム誕生年と1996年、世界記念の文字、シリアルナンバーが刻印されています。有名デザイナー7人による限定モノグラムバッグを発表。
1997年、ニューヨークのデザイナーであるマークジェイコブズを起用、洋服の分野に進出します。
1998年、ダミエラインが定番商品として復活。モノグラムヴェルニラインを発表。エナメル加工のカーフが話題になりました。フランスで開催されたワールドカップサッカーの限定サッカーボールを限定発売。
1999年、映画「スリーキングス」に金塊を運ぶためのバッグとしてヴィトンのバッグが登場します。主演はジョージクルーニー。
2000年、マイクロモノグラムライン発表。
2001年、グラフィティライン発表。初めてのジュエリーを発表。マークジェイコブズの契約の5年間延長を発表。
2002年、コントドゥフェシリーズ発表。